金持ち父さんシリーズの日本語版が登場したのはちょうど2000年。
21世紀になる直前に登場し、瞬く間にミリオンセラー。社会現象になりました。
そのころに読んだ人も多いかもしれません。
それから13年。いまだに売れ続けています。
2012年Amazon.com年間売上でビジネス書売上で
TOP3に入っています。
なぜ内容が古くならないのか?
たまにこんな人がいます。
「金持ち父さん貧乏父さん?
あぁ、読んだことあるよ。
不動産の売買の本でしょ。
古い古い、日本では通用しないよ。」
という人がいます。
そもそも、米国とは法律が違うので、今も昔も、日本では通用しません。
話が逸れましたが、なぜ勘違いする人がいるのか。
それは「やり方/手段」の本として捉えてしまうからです。
「テクニカルな内容」と捉えると、ただの面白いだけの本になってしまいます。
ポイントは「やり方」よりも「考え方」
なぜ売れ続けるのか?
それは、金持ち父さんの本には「資本主義」の本質がかかれているからです。
「お金」で生活するという生き方をする限り、このルールは変わりません。
本質を理解するための概念がいくつか登場します。
その概念の説明のために、いろいろな手段(不動産、金融商品、ビジネス)を
題材にしているのです。
どんなルールの世界で生きていくか?
もし、私はお金という仕組みと無縁の世界で生きていく!
と決めているならこの本は全く読む必要がありません。
しかし、そうではないなら、将来、必ず仕組みを知る時が来ます。
知らなかったルールをいきなり突きつけられる前に、
この本で世の中の本当の仕組みを理解してみてください。