不動産投資のABC

不動産投資のABC ー 物件管理が新たな利益を作り出す(金持ち父さんのアドバイザーシリーズ)

書籍情報

不動産投資のABC
著者 ケン・マクロイ
翻訳 井上 純子
2006年11月発売
184ページ
1,575円

内容(あらすじ・要約)

アメリカにおける不動産投資と物件管理のプロフェッショナルであるケン・マクロイからのアドバイスをまとめた書籍。

目次

  • 神話やトリックを追い払おう
  • 「目標を持つこと」は必須条件
  • チームが必要だ
  • リサーチは楽しいか
  • 沼地売り出し中
  • ダイヤの原石をさがす
  • そのダイヤモンド、本物ですか?
  • 大いなる契約
  • デューデリジェンスイースターエッグ狩り
  • すべてのつじつまを合わせる
  • オーナーになった…次はどうする?
  • 売るべきか、売らざるべきか

感想(勉強会参加者からの声/アンケートからの抜粋など)

  • 金持ち父さんの書籍を読んで不動産に興味を持った人のための書籍だと思う。もちろん、アメリカの不動産のお話なので、具体的なポイントはそのままでは真似できない。それが悪いことかと言うとそうではなく、逆に日本との違いと共通点を意識するようになるので、一読の価値はあると思う。
  • 物件自体よりマーケットに注目するべきことや、チームの重要性など、基本となることが網羅的に書かれている。下手な日本の不動産の書籍を読むよりも全体が見えるようになると思う。ただし、アメリカのプロの話のため、テクニカル面はそのまま使えないです。
  • 不動産を通してお金というものが見えてくる。手段を具体的に不動産と指定して解説しているため、基本的に資金と信用のある人を対象としているのが他の金持ち父さんシリーズとは異なる。本書で描かれているとおり「チームの重要性」は初めて取り組む人は軽視しがちだと思った。冷静に考えると、先行しているライバル(?)は既にチームを作っている。サッカーの試合は11人(イレブン)でやるのが普通だが、こちらだけ1人で戦うようなものだ。これは金融投資にもそのまま当てはまると感じた。