金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント ― 経済的自由があなたのものになる
書籍情報
著者 ロバート キヨサキ
翻訳 白根 美保子
2001年6月発売
311ページ
2,052円
内容(あらすじ・要約)
一作目「金持ち父さん貧乏父さん」で書かれた「お金についての考え方」を掘り下げて、「激動する世界をどう生きるか」「経済的自由とは」を教えてくれます。
中心となる考え方はキヨサキ氏の考案した収入の4タイプを表す図「キャッシュフロークワドラント」。
- E…従業員(employee)
- S…自営業者(self-employed)
- B…ビジネスオーナー(business owner)
- I…投資家(investor)
キャッシュフロークワドラントを中心にして、4つの生き方を決める価値観の違いを明らかにする。そして、ラットレース(生活費を稼ぐために働きつづけること、お金のために働く生き方)から抜け出そうと決心した人に、生活改善のための7つのステップを伝授する。
目次
- 第1部 クワドラントの右側か左側か
- 私があえてホームレスになったわけ
- クワドラントが違えば人間も違う
- 人はなぜ自由よりも安全を求めるのか
- ビジネスシステムを手に入れる
- まずはレベル4の投資家になる
- お金は目に見えない
- 第2部 最高のあなたを引き出す
- なりたい自分になる
- どうしたら金持ちになれるか
- 銀行そのものになれ
- 第3部 クワドラントの右側で成功するために
- まずはヨチヨチ歩きから
- ラットレースから抜け出すための七つのステップ
感想(勉強会参加者からの声/アンケートからの抜粋など)
- 1冊目の金持ち父さん貧乏父さんで書かれていた内容かしっかりと概念図でまとめられている。1冊目が分かりやすかったのであれば、必読書だと思います。
- キャッシュフロークワドラントを説明した本。世の中でよく言われている金持ち父さんの考え方を知るにはこの1冊を読めば十分だと思います。
- 働き方を4つに分けて説明している。Eクワドラント、いわゆるサラリーマンの事は良く描かれていない。初めに読んだときは、描かれている内容を認められずに全否定したり、無意味に卑屈になったりした。時が経って改めて読むと、異なる考え方があることを認められるようになった。本でどう書かれていようと、選ぶのは自分自身。しっかりと世の中の仕組みを知った上で、自身の選択をしていきたい。