
「チャンス探し」よりも「社会システムの理解」
キャッシュフロー勉強会は、学習型ボードゲーム cashflow101 を使い、「未来」のお金と経済について学ぶワークショップです。
未来を知るための知識は2つに分けることができます。
- 手段やテクニック、テクノロジーに代表される変化し続けるルールの知識
- 物理法則や社会システムのような、変化しない又は変化が遅いルールの知識
あなたの経験によって学ぶべきルールは変わってきます。多くの人に共通して必要になるルールは2番目、変化しないルールの知識です。
キャッシュフロー勉強会の目的は、
- 基本となる「共通言語」を理解する
- 言語を身につけた人々と情報の共有をし、それぞれの判断をしていく
- それぞれの立場で各自実践/小さなチームを作る
これにより多くのプラスの効果(効率ではなく効果)が生まれることを体験しています。
世の中がどうなっているのかを知る
あなたのお金、企業のお金、そして世界のお金がどのようなルールで動くか。
キャッシュフロー勉強会では、1つの組織や環境にいるだけでは不足する、社会と経済の知識を、学習ツールを使って90分で体験していきます。
昔は、経済の成長を前提とした終身雇用と年功序列が存在したため、勤めている会社が多くのルールを勝手に補ってくれていました。わざわざ個人が考える必要はなかったわけです。
ところが、今は昔と異なり、責任を会社ではなく個人が取るようにルールが変化してきました。
確定拠出型年金もそんな変化の1つです。いろいろ言われていますが、簡単に言うと、今まで会社が取っていた運用リスクを個人が取ってください、という制度がこの年金です。
何が変化して、何が変化していないのか、誰もが未来の方向性に目を向ける必要性がある時代になってきました。
では、未来を見るためにはどうすれば良いのか。実は非常に単純で、未来を作る人を見れば良いだけなのです。
未来を知るには、未来を作っている人を知る
適切な情報を理解していくことで「未来を知る」ことができます。
なぜか?
それは、未来は勝手できるのではなく、誰かが目指して、その形になるからです。
資本の力がより強くなった21世紀、事業家の視点で捉えることで、未来を知るための視野がより広く的確になります。
社長の視点で世の中を見る
社長の視点で世の中を見ようとしたときに、
ロバートキヨサキ氏の言うキャッシュフロークワドラントの視点が役に立ちます。
この視点では、社長は3つに分類されます。
- Emploee president(企業の中を出世してなった社長)
- Self Employed president(自分が中心にいないと回らない社長)
- business owner(一歩引いた立場から全体を把握している社長)
それぞれの視点で、見えるものが違ってきます。
今のお金儲けではなく未来のお金の動きを知る
経済を理解するときに、よく登場する本が「金持ち父さん貧乏父さん」です。
経済の仕組みをわかりやすく書いた最も最初の本であるため、
いろいろなところで引用されています。
しかし、世の中からは賛否両論の評価をされています。
その理由は単純です。
本で推奨されている考え方が
「まずは行動しよう!」
だからです。
その結果、良し悪しにかかわらず、様々なビジネスや投資で引用されています。
この本を読むときのポイントは、お金儲けではなく、その仕組みを理解すること。
そして「未来の働き方」の変化を知ることにあります。
サラリーマンも会社の仕組みを知るべき時代
金持ち父さん貧乏父さんの本を表面だけ読んだ人に内容を聞くと、
「不動産とかで不労所得を手に入れる話」
「資産を手に入れて不労所得で万歳という話」
という答えが聞けます。
ところが、よく読んで見ると、
「すぐ不動産をやりなさい」とは書いていません。
「資産と不労所得が全てを救う」とも書いていません。
重要なことは、どういった仕組みになっているか、
その仕組みをコントロールする「能力」を手に入れることにあります。
なぜお金持ちも働き続けるのか
Microsoftのビル・ゲイツも、
Facebookのマーク・ザッカーバーグも、
ソフトバンクの孫正義も、
お金には困らないのになぜ働き続けているのか?
そこには、常識の違い、ルールの違いがあります。
知らない世界があることを知る
人は同時に1つの考え方しか捉えることができません。
そして、人は重要なものしか見えていません。
下の絵は、よく心理学で出てくるトリックアートです。

見る視点によって、壺に見えたり、向かい合う二人の顔に見えたりします。
重要な点は、2つの異なる見え方をすることではなく、2つの見え方を「同時」に見ることはできないことにあります。同時に見ようとすると目がチカチカし、脳が混乱します。
直感で決めると、人は慣れ親しんだ視点でしか見ることができません。
新しい視点を得るには、現時点で「重要だと思っていないこと」を1つ1つ確かめていくことが必要になります。
人は行動したことが記憶に残る
なぜ読んだだけの本や見ただけのニュースは、あまり覚えていないのか。
人間の脳はアウトプットした情報を記憶するようにできています。
インプットでは学ぶことはできません。
書籍はインプットの学び、キャッシュフロー勉強会ではアウトプットの学びを行います。
外で学ぶのが普通な時代
昔は、企業の中でも失敗が許されていたそうです。
だからこそ多くのことにチャレンジができ、とにかくその環境で頑張れば多くの結果を得ることができました。
今の時代は即戦力を求め、多くの失敗を許容できる余裕が企業にありません。
企業だけでなく市場全体にそう行った余裕がありません。
NPOなどが流行っていますが、経済活動の外で学ぶ価値がどんどん高まっています。
お金の基礎知識は、興味がなくても必要性がある
お金に興味がない。お金のことを考えるのを知られるのは恥ずかしい。少し前の日本人に非常に多い考え方でした。
だから他の先進国の人たちに、日本人はお金の使い方に弱いと言われています。
冷静に考えれば、お金自体には良いも悪いもありません。
その常識が分かり初め、最近では、お金だけを追うことはスマートではないけど、お金のことも知っておくことは重要だ、という空気が広まりつつあります。
歯磨きに興味がなくても、歯磨きはします。
お金に興味がなくても、お金は使います。
学ぶことで何が起きるか。必要な基礎を身につけておくと、何かが起きた時、未来の選択肢を増やすことができます。
新しい視点で世の中を見る
新しい視点は一朝一夕では得ることができません。
気付きは一瞬で得られますが、学びには継続が必要です。チャンス探しをしても何も起こらない理由はここにあります。 多くのイノベーションは、ちょっと異なる分野の人との交流や、技術の将来動向のヒントを貰うことなどから始まる。
カタチにする人、行動する人が価値を持つ時代に、学びの継続をした人のみが見える世界がたくさんあります。そんな世界をあなたの目で確認してみてください。
東京キャッシュフロー勉強会 情報
勉強会の開催日程
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開催場所
開催場所:最寄駅から徒歩5分程度の区民館にて開催しております。
複数の区民館にて開催しておりますため、開催日により会場が異なります。
(詳細情報が決まりましたらメールでお知らせさせて頂きます。)
・人形町駅へのアクセス
日比谷線「秋葉原駅」から乗車3分
都営浅草線「新橋駅」から乗車7分
・日暮里駅へのアクセス
JR線「上野駅」から乗車2分
参加費
参加費:500円
※参加費は当日会場でお支払い下さい。
(参加費は会場費と広告費にあてられます)
参加の条件
自ら参加の意思があり、学習の場であることをご理解いただいている方であれば、どなたでも参加できます。
最初にルールの説明がありますため、事前に読まなければならない書籍や情報はありません。
書籍を読んでおきたいという方であれば、まずは、お金と経済に関する書籍の古典「金持ち父さん貧乏父さん」をお勧めします。
持ち物
鉛筆またはシャープペン、 消しゴム、 電卓
必要な方は飲み物
※恋愛目的、商品の販売を目的とした方の参加はご遠慮願います。
ネットワークビジネスに従事している方のご参加はご遠慮願います。