金持ち父さんの金持ちになるガイドブック ー 悪い借金を良い借金に変えよう
書籍情報
著者 ロバート・キヨサキ、シャロン・レクター
翻訳 白根 美保子
2004年11月発売
185ページ
1,080円
内容(あらすじ・要約)
2時間で読めるお金の教育の本。クレジットカードを切り刻まずに、ファイナンシャル教育をある程度まで高めるための基礎知識。
目次
- はじめに 「億万長者になりたくないのは誰?」
- 第1章 けちになることの値段
- 第2章 間違いの値段
- 第3章 教育の値段
- 第4章 クレジットカードを切り刻むことの値段
- 第5章 あなたは本当はどれくらいの借金をしているか?
- 第6章 変化の値段
- まとめ お金の面での「成績表」を立て直すことの値段
感想(勉強会参加者からの声/アンケートからの抜粋など)
- ロバートキヨサキ氏の金持ち父さんシリーズの構成を簡単に説明してくれる。既存の書籍から新しい内容は特に無いように見える。知識として概要を知りたいという人には良いが、将来的に自身が行動を起こそうと思っているのであれば、1冊目と2冊目を読んだ方が良いと思った。よく言われる通り「成功に近道はない」のだから。
- 「2時間で読める」が売り文句の読んだつもりになれる書籍。入門書。ダイジェスト版と考えると分かりやすい。そういう書籍を探している人にはちょうど良いかもしれない。
- ダイジェスト版の金持ち父さん貧乏父さん。一度読んだ人が、もう一度振り返りたいというときに便利な書籍だと思う。同じ本を2回読んでも良いが、私は同じ本をすぐに読み直すと、無意識に読み飛ばしてしまうので、こういった書籍は嬉しい存在だった。
引用
- 自分とお金の関係について考えてみよう
- クレジットカードを使いすぎて借金を抱えていないか?
- 雇用の安定はまだあてにできるだろうか?
- あなたの経済的安定は脅かされていないか?
- 高給の仕事につけばすべてが解決するか?
- あなたのお金はあなたのために働いているか?
- あなたは良い借金をしているか? 悪い借金をしているか?
クレジットカードを切り刻んでも金持ちにはなれない。あるテレビの人気司会者は「クレジットカードを財布から出して切り刻みなさい」とよく言う。金銭的なことに関してしっかり自分で責任のとれない人にとって、これはいいアドバイスかもしれない。だが、金持ちになりたい人や、経済的自由を手に入れたい人にとっては適切なアドバイスとは言えない。つまり、クレジットカードを切り刻むだけでは金持ちにはなれない。