いま自分はいくら持っているか、どうすれば分かりますか?

学習用ボードゲーム「キャッシュフロー101」を行っているときに、
質問がありました。

「いまいくら持っているか、どうすれば分かりますか?」

その人の手元には人生ゲームで使うような紙幣があるわけです。

「手元のお金を数えて、その合計が持っているお金です。」

そう、簡単な答えです。
では、なぜこういう質問が出たのでしょうか?

それはセットで、ゲームで使う「財務諸表」があったからです。

まだよく分かっていない情報が+αで追加されている。
そこに何かあるかもしれないという気持ちが、この質問につながりました。

現実を反映している考え方

先ほどの質問は、本人が「あっ」といいながらすぐに気づいていました。

では、現実ではどうでしょうか?

1ヶ月の間、自分がどんなお金の流れを作っているか。

どこから、どれぐらい入ってきて、
どこに、どれくらい出て行くのか。

分かる範囲で、しっかりと把握している人は少ないのではないでしょうか。

ゲームで気づいていた彼も、その後、
現実の生活に反映して振り返っていました。

単純な内容でも、予想外な質問だったので面白い気付きがありました。
ぜひ、勉強会に参加の際には小さな気付きも共有していただければと思います。