金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法
書籍情報
著者 ロバート・キヨサキ、シャロン・レクター
翻訳 白根 美保子
2003年7月発売
441ページ
2,376円
内容(あらすじ・要約)
「経済的自由」を生む力の1つ「レバレッジ/てこの力」を深く理解していく。
金持ち父さんはこう言っていた。
「お金の世界で1番大事な言葉はキャッシュフロー、2番目に大事な言葉はレバレッジだ」
「レバレッジこそが、金持ちになる人とそうでない人がいる理由だ」
目次
- 第1部 頭脳のレバレッジ
- 若くして豊かに引退する方法
- なぜできるだけ早く引退するのがいいか?
- 私はこうやって早期引退を実現した
- どうしたら早く引退できるか?
- 頭脳のレバレッジで現実を広げる
- あなたは何が危険だと思うか?
- 仕事量を減らして収入を増やす
- 金持ちになる一番の近道
- 第2部 プランのレバレッジ
- あなたのプランは遅いか、速いか?
- 豊かな未来を見ることのレバレッジ
- 一貫性(インテグリティ)のレバレッジ
- 童話のレバレッジ
- 気前よさのレバレッジ
- 第3部 行動のレバレッジ
- 習慣のレバレッジ
- あなたのお金のレバレッジ
- 不動産のレバレッジ
- 紙の資産のレバレッジ
- Bクワドラントビジネスのレバレッジ
- とっておきのヒント
- 最終試験
- 第4部 最初の一歩のレバレッジ
- やり続けるにはどうしたらいいか?
- おわりに 人生の豊かな恵みを受け取る
感想(勉強会参加者からの声/アンケートからの抜粋など)
- 著者であるロバートキヨサキ氏の考え方や視点がよく分かる良書です。数冊しか読んでいませんが、金持ち父さんシリーズの中でも一押しの書籍でした。内容は広い意味でのレバレッジについて書かれており、選択と集中、その前提となる思考と知識の重要性が明確になりました。ただし、いつも通り、過去のアメリカの社会背景がお話のベースとなるため、現在の市場ではそのままでは通じません。具体的手段としては応用が必要です。
- 「お金のために働くな。お金に働かせろ」この言葉だけ聞くと、楽して儲けろと聞こえてしまう。本書でその源泉となるレバレッジの意味を説明している。さらに、金持ちになりたいのであればそれはなぜなのか?プラスを取ればマイナスも出てくるが覚悟はあるのか?行動の本質について語られていて、自身へ問いかけをするキッカケになる本となりました。
- いままでのシリーズのなかで最もバランスの取れた書籍だと思います。ただ、前作を読んでいる人にとっては既に読んだ内容と感じる部分があり、かなり読み飛ばしてしまいました。勉強会にて、メタファー(例え話)が秀逸で、冷静に意味を考えると深い内容だった、と言われていた話があったので、その部分を読み返してみようと思います。