キャッシュフロー勉強会サイト運営者より
お金持ちを題材にした「金持ち父さん貧乏父さん」の本は、私にとってはなかなか納得できない存在でした。日常を楽しむ人生、目立ちすぎるのは良くないという思考を持っていたからです。
そんな思考の持ち主なので、学生の頃に一時期「お母さん」と言うあだ名で呼ばれていたぐらいです。学校行事でディズニーランドに言ったとき、細かい雑務を引き受けていたらなぜか呼ばれていました。周りが平和なことになんとなく安心感を覚える性です。
ではなぜ本の理解を深め、サイトも作り、小さなチャレンジを繰り返すようになったのか?
それは単純に、世の中が変化していることに気付いたからという理由でした。
金持ち父さんロバートキヨサキ氏の書籍を読んだ理由
こういった結果は、当たり前のことですが、全て「知ること」から始まっていました。
本を読むのも勉強会で学ぶのも、まずは「知ること」から始まると思っています。
金持ち父さんを読んで感じた1つの疑問
金持ち父さんの書籍にこんな記載かあります。
「金持ち父さんになるのに、学歴/性別/年齢/人種/経済状況は関係ない。」
この言葉を旨に参加した勉強会で、この言葉に反する現実を見ました。
「もっと社会人経験積んでから来てください。」
柔らかい言い方でしたが、よく話してみると、
今から考えると納得できる理由です。コネクターと呼ばれる情報を結びつける仕事の人は、線引きを明確にしないと仕事になりません。
ではなぜ金持ち父さんの書籍に上記のように書いてあったのか。
それは見る視点の違いでした。
- 「今のお金」で判断するか。
- 「未来のお金」を考えるか。
- 「今のお金」を考えることで結果へ素早く向かっていける
- 「未来のお金」を考えることで進むべき方向が見えてくる
金持ち父さん貧乏父さんを「知ること」とは?
- 「共通言語を身につける」こと
- 「未来のお金」のイメージを明確にしていくこと
- 貨幣の歴史と今後の流れ
- お金の意味の変化
- 資本主義の仕組み
- 現在の日本の経済状況
- 未来を考える時に基本になる人口動態
- 日本と世界の関係性
これらの「共通言語」を身につけるには「書籍」が役に立ちます。
そして「未来のお金」のイメージを明確にするには、複数の知識が結びついた「概念」が不可欠です。
デジタル化のようなイノベーションといえば、Steve Jobs氏のようにインドに行って放浪して、禅をやって・・・というやり方もあるでしょう。でも、多くのイノベーションは、ちょっと異なる分野の人との交流や、技術の将来動向のヒントを貰うことなどから始まるのではないでしょうか。
( 竹内 健=東京大学 准教授 )
「共通言語」を身につけた上で情報を共有し、それぞれの判断をしていくことで、プラスの効果を生むことが勉強会の目的です。 常に変化するダイナミックな現実としっかりと「関わる」こと。 そのためには、小さなことの積み重ねが最も効果を発揮すると感じており、それを実践してきています。
最後に、印象深い「金持ち父さんの言葉」を引用します。
「自分の将来を見たければ自分の上司を見ればいい。それが10年後のあなただ」
「business(ビジネス)とbusyness(忙しいこと)との間には大きな違いがある」