金持ち父さんの新提言 お金がお金を生むしくみの作り方
書籍情報
著者 ロバート・キヨサキ
2009年11月発売
218ページ
1,512円
内容(あらすじ・要約)
「新しいお金のルール」を武器に金持ち父さんの考え方を明かす。例えば、ビジネスに投資するときは、オーナーをよく知っている企業にしか投資しない。これは「90対10のお金の法則」の1つ。なぜ10%の人が90%のお金を稼ぐのか、それは彼らが集中しているからだ。どのような準備をすれば「金持ち父さん」になれるのかを明かしていく。
目次
- 序章 日本の読者のための特別トーク お金を働かせる人になろう
- 1章 今こそ、金持ちになる「最高の準備期間」だ
- 「どうすればできるだろう?」からすべては始まる
- 「お金がお金を稼いでくれる」プランを考える
- ほか
- 2章 あなたの「お金の才能」が開花するヒント
- あなたはグーグル型かGM型か
- タダほど高いものはない
- ほか
- 3章 金持ちになるための考え方を身につけよう
- メディアを使いこなす達人になる
- 情熱は使命から生まれる
- ほか
- 4章 お金の「勝者」が実践している人と情報の使い方
- 最高のビジネス・パートナーを手に入れる
- 強い組織をつくる「ルール」の秘訣
- ほか
感想(勉強会参加者からの声/アンケートからの抜粋など)
- まさにお金の仕組みを解説してくれる本。「2番目は最初の敗者だ」はまさに言い得ている表現だと思う。小手先のテクニックが書かれているわけではなく、投資やビジネスに対するお金の原則が書かれていて、具体的な勉強をしていて本質を見失いがちな時に読みたい書籍だと感じた。ただ、新提言といいながら、多くは既存のシリーズでも描かれている考え方のため、復習目的でなければ、既に金持ち父さんを読んでいる人にとっては不要かもしれないと感じた。
- お金の世界のパレートの法則、90%の富を10%の人が持って行っている理由について解説してくれている。現実、90%では済まなくなってきており、資本による格差が問題になってきている。では、シャッフルしてお金を平等に配り直せば格差がなくなるか?実は格差はなくならない。金持ち父さんの教えの通り、また同じ人のもとに富が集まっていく。それはなぜなのか。その理由がこの本のおかげで少しわかった気がする。