金持ち父さん貧乏父さん ー アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学
内容(あらすじ・要約)
高学歴→一流企業という流れを信じる貧乏父さん、学歴不要、世の中の仕組みを知る金持ち父さん、2人の考え方を対比しながら、本当の経済の仕組み(システム)とお金に関する知識の理解を深めていく書籍。
経済やお金の教育についてのムーブメントを日本で最初に起こしたファイナンシャル教育の原書。
目次
- 教えの書ー金持ち父さんの六つの教え
- 金持ちはお金のためには働かない
- お金の流れの読み方を学ぶ
- 自分のビジネスを持つ
- 会社を作って節税する
- 金持ちはお金を作り出す
- お金のためでなく学ぶために働く
- 実践の書
- まず五つの障害を乗り越えよう
- スタートを切るための十のステップ
- 具体的な行動を始めるためのヒント
書籍情報
著者 ロバート キヨサキ
翻訳 白根 美保子
2000年11月発売
280ページ
1,728円
感想(勉強会参加者からの声/アンケートからの抜粋など)
- 世の中にはお金についての考え方は複数あり、その考え方によって経済状態が決まってくる。一生懸命に働いても経済的に豊かにはならない。その理由を分かりやすく教えてくれる書籍だった。
- お金持ちになるための本だと思い込んでいたが、全く違う本だった。金持ち父さんの内容は他の書籍やセミナーで引用されているが、「資産を持てば解決」のような拡大した解釈が多くされていた。原書を読む重要性を再確認した。本当の意味での原書は英語版なのだが、この本は翻訳者の白根さんがかなり正確な逐次翻訳をしてくれているため、日本語翻訳版でも問題ないと思う。
- 物語として語られることで、お金の本質を突いた分かりやすい本になっていると思う。自身の経験と様々な文献や人物のエピソードを合わせているとのことなので、お金の教育版の「七つの習慣」と言えるかもしれない。「夢を叶えるゾウ」「ユダヤ人大富豪の教え」の社会人・現実版という言い方もできるかもしれない。