「もっと早くこの本に出会っていればよかったのに。」
勉強会に参加した多くの人が言うセリフの1つです。
金持ち父さんの本を既に読まれた方は「確かに!」と思うかもしれません。
または、いまいちピンとこないかもしれません。
学ばせていただいている方に同じセリフを言ったら、
こんなふうに言われました。
「情報がきたのが今なのだから、振り返っても仕方がない、
今きたのなら、今がベストなタイミング。
これからどう取り組むかが問題。」
正確なセリフは覚えていなかったので、
言い回しは少し違ったかもしれません。
さて、ではもし本当に「早く」情報に出会っていたら、どうなるのでしょうか?
就活が終わり、学びに来た有名大学の4年生
ある月、キャッシュフロー勉強会に大学生が学びに来ました。
基本的に参加者は社会人が圧倒的に多いですが、
たまに学生も参加します。
そんな彼は、王手のIT企業に内定をもらっていて、
世の中の仕組みを知りたくてキャッシュフロー勉強会に参加しました。
色々な気付きが得られるのが面白く、本を読みながら、
キャッシュフロー勉強会に10回ほど参加していました。
その時の彼は「世の中の仕組みがよくわかりました!」
と、とてもイキイキとした笑顔で答えていたのを覚えています。
社会人になって「実は分かっていませんでした・・・」
さて、それから社会人となり、しばらく会っていませんでしたが、
半年ぶりにキャッシュフロー勉強会に参加してきました。
その時のセリフが「実は分かっていませんでした・・・」
というものです。
どういうことかを聞くと、
「クワドラントを知ったつもりになっていたけど、
実際にサラリーマンになって初めて、
Eクワドラントというものがやっと分かりました。」
学生の時はもっと甘く考えていたそうです。
この「あぁ、分かっていなかった」現象は貧乏父さん側のEクワドラントからSクワドラント、そして
金持ち父さん側のB・Iクワドラントに移るときも起きるそうです。
ちなみにその後の彼は、IT系だったため、その道でのやり方を
いろいろとチャレンジしているそうです。
早いとダメというわけではない
もちろん、早く情報をとっても意味が無いと言うことではありません。
IT系企業の彼だって早めに情報をとったからこそ、その後の行動に結びついています。
言いたいことは
「今、出会ったのであれば、それがベストのタイミング」
ということです。
この考え方が正解というわけではなく、
単純に、上手くいく考え方だというだけだったりします。
もし、金持ち父さんの書籍によって、なにか気付くものがあったのであれば、
なにか行動をすることで、その気づきを明確な理解に変えてみてください。